たまのの過去を知る方はもうご存知でしょうが、以前たまのは大学を卒業して一般企業で働いた経験があります。
そこは”商店街”がかつて(今も)敵愾心むき出し(笑)の総合スーパー、㈱イオンでして、
私が入社したときは前身の ジャスコ株式会社でした。
入社後の配属先は 秋田県能代市の能代支店。その半年後に 福島県白河市の白河西郷店に転勤となりました。
所属の部門はデリカ。
いわゆる惣菜部門でして、コロッケ・から揚げ・トンカツなどの揚げ物。巻物や寿司などを作る部門でした。
この部門で取り扱う原材料(販売品)はほぼ冷蔵・冷凍のままで、”技術”的なものが要求されるのは
寿司カテゴリーだけなのです。 しかも 柵の状態で入荷するマグロ、フィーレになっているカンパチなどなど。
皮引きしてネタにする。 ま、これもこれで技術が必要なわけですが、自慢できるほどの”技術”ではないと思いながらの数年間でした。
2店舗目の白河西郷店で水産部門のO(同期)とS主任と仲良くさせていただいたのが2000年。
ちょうどこの時季から店頭に並び始めたんですよね、”サンマの刺身”が。
それまで中々サンマの刺身というのはお目にかかることなく、
「へ~、サンマも刺身で食べれるんだ」ぐらいに思っていまして
食べてみたら あまりの美味しさに感動したのを覚えてます。
生サンマで一尾100円
刺身になると 298円~348円くらいになったでしょうか。
刺身にする(加工)すると 売り上げ100円がその2~3倍くらいになる、ということが
惣菜部門の主任として、ほんとレベルが低いかもしれませんが衝撃だったわけです。
商品+技術 で 値段を上げることができる。ということに。
水産部門に遊びに行き、同期のOがサンマを手に取り
包丁の見たことのない細身なものを手にし
手際よく刺身を作っていくその姿はを見て心に浮かんだのは”かっこいい”の一言
まな板を洗い、水気を拭いて
頭を落とし、ワタを取り、皮をはいで刺身を作っていく。
トレーをだし、ツマと大葉を手際よく置いてその上に 脂が光るサンマをキレイに載せていくその様。
いや~、かっこよかったんですよね。
それを見てから 自分で魚を裁けるようにと アジやイナダで練習し始めてはや10数年。
ここ1,2年は暇を見ては、 手島魚屋さんや福島魚屋さん、スーパーあいのやに行って美味しい魚を物色。
自分で捌いて酒のツマミに食べる。というのがタマノの流行です。
と大変どうでもいい思い出話をしたのですが
昨日8/22、ヒラメを購入し捌いてみました!
スーパーあいのやで確か1000円ちょっとの ひらめ
YouTube でさばき方の復習をして
いざ!
今回でさばくの3尾目ですので結構楽ちんでした。
縁側もきちんと取れました♪
刺身の切り方はいまいち。 次回はここの習得を目指していきたいと思いますwww
モチモチとして美味しいヒラメでした。