本日(11/2)の日経新聞の記事からです。

「オーラルフレイル」 初耳です。



以下記事をいつもの通り(笑)要約していきます。


口の中(オーラル)の機能が低下することで身体の衰え(フレイル)につながる。




 ●「滑舌が悪くなる」「食べこぼしや飲み物でむせる」などの
  口周りのトラブルは高齢者の体が弱っていくもっともはやいサイン。

 ●本人や周囲がフレイルに気づき、早い段階で対処することが大事

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 オーラルフレイルの兆し

 ●硬いものが食べにくい
 ●口角にご飯粒がよく付く
 ●よく食べこぼしがある
 ●飲み物でむせる
 ●口が渇く
 ●口臭がきつくなった
 ●滑舌が悪くなった
     平野浩彦・東京都健康長寿医療センター歯科口腔外科部長の話を基に作成


  オーラルフレイルは悪化します

 ●「かめない」⇒「軟らかい食べ物を選ぶ」⇒「さらに衰え、いっそうかめない」という
   悪循環に落ちる

 ●食欲が低下することで栄養状態が悪化し、いずれ介護が必要な状態になる恐れが

   自宅ではやめに気づくこと。要注意サインは?
 ①滑舌が悪くなっている
 ②食べこぼしが増えている
 ③かむことができない食品が増えている
 ④むせていしまう
 ⑤口が渇く

 などが噛む力の衰えを示す要注意サイン。



   ●加齢によるものと軽視しがち。
   ●高齢者に症状が出てきたらかかりつけの歯科医に相談するように家族が促すことが大事

   ★家族らができるだけ高齢者と食事を共にして、フレイルの兆しがないか確認する




いかがでしたか? 結構重要な感じがします「オーラルフレイル」

会話しながら食事をすることで会話が弾み唾液が出て、フレイルになりにくくなるそうです。

家族、お友だちとの食事がとても大事ですね。


健康寿命を延ばすためにも食事の摂り方 にも気を配りたいですね。


 予防に顔の筋トレ 50代から意識

 ●かむ、飲みこむといった口の動きは、顔周りの筋肉がしっかり動くことが前提
 ●オーラルフレイルを防ぐためにも50代から意識したほうがいい

 ●食事の際に口の筋肉をしっかりつかうこと
 ●食べる力も意識して使わないと衰える
 ●食べ物は奥歯できちんとかむ(前歯だけだとかみしめるための筋肉が衰える)
 ●口の体操も効果的(パタカラテスト)
   「パパパパパパ・・・」「タタタタタタタ・・・」「カカカカカ・・・」と
    パ、タ、カの3音を短時間でどれだけ細かく発音できるかを図る

   ⇒くちびるや舌の機能を強化できる

   この3音を含めたフレーズ
    「パンダのタカラモノ」をくり返すことをお勧め(千葉県歯科医師会)

 ●本や新聞などを音読。カラオケで歌ったりすることも口の筋肉を鍛える




会話をしながら美味しい食事をきちんと噛んで食べて、健康寿命を長くしましょうね。