三国志。
小説⇒吉川栄治。
漫画⇒「三国志(横山光輝)」「天地を喰らう」、「蒼天航路」
ゲーム⇒コーエー
とある程度読んだり、楽しんだりしてきたわけですが、この北方三国志、面白いですね~。
横山三国志では 徳の劉備、覇王曹操というイメージを多大に受けてきて、ゲーム三国志をするときにはまずは劉備でプレイする人は多いのでは?
この曹操の目つきの悪さ・・・。
横山三国志を読み、ゲーム三国志に没頭した10代~20代。
その後『蒼天航路』にたどり着きます。
この作品で、三国を統一する下地を作った魏国王”曹操”の魅力を知るのであります。
覇業だけではなく政治にも長けていた宗教(儒教)改革屯田兵制など)ことを知りやはり勝者が勝者たる強さを知り、三国志の魅力にどっぷりとつかっていくのです。 ”なぜ”その変革をしたのか。その理由がわかり歴史の勉強にもなりました。
そしてこの北方謙三氏の三国志。
まず第1巻。
劉備、曹操、孫堅(孫策、孫権もちょっと出てくる)
”仁徳者”ではなく、静かなる闘志を持つ蓆売りの劉備。
宦官の祖父によるコンプレックスを持つ曹操。
中央を目指す野心溢れる地方出身者、孫堅。
袁紹、呂布、関羽に張飛、趙雲とそれぞれに対する今までのイメージ+人間臭さあふれる描き方でぐいぐいとページが進んでいきました。
呂布、董卓がいい味出てますね。
第2巻が楽しみです。