本日9/9の日経土曜版に 「乳がん検診 見逃しリスク」

の記事が掲載されてました。



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以下要点です。

日本人女性11人に1人が生涯に発症する身近なガン
・乳がん検診で多いのはマンモグラフィー(乳房エックス線撮影検査)
・マンモグラフィーでは、ごく早期の乳がんやしこりになる前の石灰化の状態を発見できる
・しかし、「高濃度乳房」と呼ばれるタイプの人はマンモグラフィーではがんを見つけにくい

・乳房⇒母乳を作る乳腺+脂肪 で構成
・マンモグラフィー⇒X線が透過しづらい乳腺は白く透過しやすい脂肪は黒く映るガンも白く映る
・なので乳腺が多い乳房だとガンを見つけるのが難しくなる

◎乳房は乳腺濃度に応じて4タイプに分別
 1.極めて高濃度(乳腺が多く脂肪がほとんどない)
 2.不均一高濃度(乳腺の中に脂肪が混在)
 3.乳腺散在(脂肪の中に乳腺がまばらに存在)
 4.脂肪性(脂肪がほとんどを占める)

 このうち、1.2が高濃度乳房 ⇒ ガンが見つかりにくい


・高濃度乳房というのは体質(病気ではない)
・高濃度乳房かどうかの判断は画像を見ての医師の判断のため、結果にバラツキがでやすい
・乳腺濃度を測るソフトで調べたところ78%が高濃度乳房だった
・高濃度乳房だとマンモグラフィーの結果が「異状なし」。ガンを見逃している可能性がある
◎なので超音波(エコー)検査の併用がおすすめ
◎マンモグラフィーとエコーの併用で乳がんが見つかりやすい

・エコー検査は自己負担。検査代は5,000円~10,000円
・まずは自分の乳房タイプを知ることが大事。高濃度乳房かどうか
・検診を受けた医療機関に 高濃度乳房かどうか問い合わせることができる(?)


以上抜粋です。 ほとんどの文面が重要と思いほとんど抜き出しちゃうカタチになっちゃいました(´∀`*)  新聞記者の方の構成力・文章力はすごいですね。


乳がん検診ではぜひエコー検査も併せて行ってくださいね。